映画『インビクタス 負けざる者たち』あらすじネタバレ 弱小チームの奇跡

スタッフ&キャスト

2009年 / アメリカ /134分 / G

監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・カーリン
脚本:アンソニー・ペッカム
撮影:トム・スターン
音楽:カイル・イーストウッド / マイケル・スティーヴンス
出演:モーガン・フリーマン / マット・デイモン / トニー・キゴロギ / パトリック・モフォケン / マット・スターン

9月21日の金曜ロードショーは、ラグビーW杯開幕に合わせて『インビクタス 負けざる者たち』が放送されます。

この作品はクリント・イーストウッド監督の今は世界一にもなった南アフリカのラグビーですがその南アフリカがどうやって世界一を獲得するまでになったのかが感動の人間ドラマとともに描かれています。

皆さんもラグビーW杯開幕を機に是非ご覧になってください。

はじめに

映画『インビクタス 負けざるものたち』は、クリント・イーストウッドが監督をし、主演はモーガン・フリーマンとマット・デイモンです。

ラグビーW杯に向けて弱輩のチームが差別や経済格差をなくすために優勝を目指すというストーリーです。

監督クリント・イーストウッド

クリンと・イーストウッド監督は、映画デビューは「半魚人の逆襲」で、58年から始まったTVシリーズ「ローハイド」の準主役で人気を博します。

その後、イタリアへ渡って、「荒野の用心棒」(64)、続く「夕陽のガンマン」(65)と立て続けにマカロニ・ウエスタンの作品に主演しました。
68年にアメリカに凱旋帰国して、自らの制作プロダクションの「マルパソ」を立ち上げます。

71年に製作した「ダーティーハリー」で、スターの座を確立しました。
同年「恐怖のメロディ」で映画監督デビューを果たしました。

あらすじ

1994年、南アフリカ初の黒人大統領となったマンデラは、アパルトヘイトによる人種差別や経済格差をなくし、国をまとめるためには、95年に自国で開催されるラグビーワールドカップでの優勝が必要と感じ、代表チームのキャプテン、ピナールとの接触を図る……。
映画.comより

※ここからネタバレ注意!!

優勝をかけたスポーツでこれほどまで熱狂したことがあったでしょうか。

これは実話を基にした映画ですけど、スクリーンの中で繰り広げられる戦いは実際の試合ではありません。

しかし、弱小チームの国際試合から締め出されていた南アフリカのラグビーチームが、自国開催のラグビーW杯で、最強チームであるニュージーランド代表のオールブラックスを相手にします。

誰も予想しなかった、まさに奇跡ともいえる優勝をつかみ取るまでの彼ら、そしてこの試合にかけるネルソン・マンデラの祈願ともいえる思いに見ている僕もストーリーが進むにつれて次第に胸が昂ぶります。

決勝戦に至っては手を握りしめて、この試合にアフリカの未来を託すマンデラの熱い思いを受け止めて必死にボクスを応援していました。

選手の中で黒人がたった一人という南アフリカのラグビーチームの「スプリングボクス」はアパルトヘイト時代の前政権を引きずるチームです。

試合でも応援するのは白人ばかりで南アフリカの黒人たちは自国チームを応援せずに相手方を応援するというほど、黒人たちには忌み嫌うべきチームでした。

南アフリカのスポーツ評議会でも屈辱の象徴であるユニフォームの色とチーム毎の変更を満場一致で決議されましたが、マンデラは、アフリカは変わるんだ、我々も変わらなければならない、寛容の心で白人を受け入れようとチームの存続を訴えました。

そして自らのチームのユニフォームを着てスプリングボクスを応援します。

このために27年間も投獄された、その象徴ともいうべきユニフォームを着るということの重さはいかほどのものだったでしょう。

民族にとってどれほど屈辱的かはわかると思います。

アフリカは変わる。

そのためにも、私もかわらなければならない。

そして弱小と言われ続けたスプリングボクスも変わらなければならない。

「一つのチーム。一つの国」

南アフリカ国民が自国代表のこのラグビーチームを応援することでアフリカは一つになります。

そしてマンデラの意思を受け止めたスプリングボクスの主将フランソワ・ピナール。

選手たちを連れてマンデラが投獄されていた刑務所を訪れて、マンデラのいた独房の手を広げるだけの幅しかないその狭さの中で30年も耐え続けたマンデラの強い魂を思い、ピナールもまた変わっていきます。

俳優紹介

ネルソン・マンデラ役 / モーガン・フリーマン

兵役後、サンフランシスコのミュージカル劇団に入団。
その後ニューヨークへ渡り、オフ・ブロードウェイの舞台に立つ。
映画デビューは80年の「ブルベイカー」。
そして、87年「NYストリート・スマート」のポン引き役でアカデミー賞助演男優賞 にノミネート。
舞台でも好演した映画版「ドライビングMissデイジー」(88)では同賞主演男優賞にもノミネートされた。 

フランソワ・ピナール役 / マット・デイモン

1988年、ハーバード大学在学中にジュリア・ロバーツ出演の「ミスティック・ピザ」で映画デビューし、その後大学を休学して「青春の輝き」(92)、「ジェロニモ」(93)、「戦火の勇気」(96)などに出演する。
役に恵まれずなかなかブレイクに至らなかったが、親友のベン・アフレックとともに脚本を執筆・出演した「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(97)でアカデミー脚本賞を受賞し一躍注目を浴びる。

ネルソン・マンデラの名言

まず何よりも、自分に正直でありなさい。
 
自分自身を変えなければ、社会に影響を与えることなど決してできません。
 
偉大なピースメーカーはいずれも、誠実さと正直さ、そして謙虚さを兼ねた人たちです。

まとめ

この映画で感じたこと、それはどんなに差別や苦しい環境に身をおいても自分自身が常に負けない心を持ち続ければいずれ必ず勝つことができるということです。
僕はクリント・イーストウッド監督の作品を見るといつも心にグッときて、人生とは何か人とは何かを痛感させられます。

まだご覧になっていない方はこの機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
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それでは、また!!