映画『今夜、ロマンス劇場で』ネタバレあらすじ 映画の世界のお姫様

映画『今夜、ロマンス劇場で』は5月16日にフジテレビ系の土曜プレミアムで夜9時から放送される。

映画監督を夢に見る青年・牧野健司の前に、突然現れたスクリーンの向こう側のモノクロ映画の王女様の美雪。

色彩のある世界に憧れがあった美雪は現実世界に驚き、喜び、注いてある秘密が美雪にはあったがその秘密とは?

主演は綾瀬はるかと坂口健太郎で、映画の黄金期へのオマージュもたっぷり込められた素晴らしいラブストーリー。

映画『今夜、ロマンス劇場で』のあらすじ

現代で、ある老人が長期入院中でそこにサボり癖のある看護師の吉川が老人の病室に来た。

老人が昔映画の仕事をしていたことを知った吉川はその時の話を聞かせてほしいと老人にせがんで、老人はある物語を語り出した。

1960年に、中堅映画会社の京映に所属する万年助監督の牧野健司は、監督になる夢を持ちながら助監督の仕事を同期の山中とともに押し付けられる日々を送っていた。

そんな健司の気分転換は、行きつけの映画館のロマンス座で発掘したモノクロオペレッタ映画の『お転婆姫と三獣士』を見ることだった。

健司は館長の本田から鑑賞料として小銭を要求されたが、それでも映画が始まると嫌なこともすべて忘れられた。

はるか昔の映画のヒロインである美雪に憧れとも好意ともわからない感情を抱く健司。

そんな中、映画蒐集家が映画を買い取るという話があって健司は慌てたが自分1人ではどうすることもできずただ映画を見ていることしかできない…。

そんな夜に突然の嵐が起きてロマンス劇場に落雷する!

ロマンス劇場は停電で真っ暗になり何かの気配を感じた健司。

停電から復旧して劇場に明かりが灯ると、そこにはなんとスクリーンの向こうの映画の世界から美雪が抜け出してきた。

近づこうとする検事に対して、美雪は「無礼者!」とほうきで殴った。

そして、美雪は「お前は今日から私の僕だ!」と健司に言い放つ。

戸惑う健司でしかも驚くべきことに、モノクロ映画から飛び出してきたので美雪の身体は色彩がなく白黒だった。

美雪の粗暴さに慌てつつも健司はなんとか自宅へ美雪を連れて帰る。

映画『今夜、ロマンス劇場で』のネタバレ

健司のアパートは質素ではあるが、その部屋のものを見て興味を示した美雪。

美雪はスクリーンの向こう側から現実世界をのぞいていて世界を彩る色彩に憧れていた。

高飛車な雰囲気と白黒の身体をなんとかするために健司が考えたのは自分の職場である映画の撮影場へ連れて行くことだった。

そこには数多くの衣装とメイクが揃っていて、衣装室とメイク室から出てきた美雪が出てきた姿はまさにお姫様という感じの美しい王女様だった。

それから2人の不思議な共同生活が始まった。

世間知らずの美雪の言動や行動に振り回された健司はつい怒ってしまう場面もあったが楽しい共同生活を送った。

2人の間には特別な感情が生まれたのもそう時間はかからなかった。

ところが、美雪には大きな秘密を抱えていた。

それはこちらの世界に美雪を導いた健司に触れてしまうと、美雪はこの世界から消えてしまうというものだった。

美雪は健司への思いを知りつつも健司に好意を寄せる塔子に全てを託して健司のもとから姿を消す。

そんな美雪をロマンス劇場の館長の本多が受け入れてくれた。

実は本多にもスクリーンの向こう側の女性に恋して、その結果その女性と触れ合ったことで消えてしまい辛い別れを経験した過去があった。

美雪が姿を消した理由を知った映画スターの俊藤から「男が簡単に下を向くな」と助言されて健司はロマンス劇場へ走っていった。

ロマンス劇場にいたのは美雪で、美雪は健司に別れを告げて一度でいいから抱きしめてと健司に告げる。

その後、健司は美雪を抱きしめようとしたが寸前で立ち止まって決して美雪に触れらなくても構わないから美雪と離れずに同じ時を過ごしたいと告げた。

映画が斜陽に入って、会社が倒産してしまう。

それでもロマンス劇場を受け継いだ健司は美雪との幸せな日々を過ごした。

そこまでの物語を病室で老人が語ったところで孫娘がやってくる。

彼女はいつも優しくて美人だが、どういうわけか老人が倒れても手を差し伸べない孫娘のことは病院内で密かな噂になっていた。

その孫娘こそが美雪で、老人こそ最後の時を迎えようとしていた健司だった。

2人は最初は夫婦に見えていたが外見が変わらない美雪と並んで時を過ごしていると徐々に親子、そして祖父と孫にしか見えなくなった。

ある夜に健司の危篤を伝える電話が鳴った。

最後の時に、それまで全ての想いを込めて健司に寄り添った美雪。

健司の命が尽きた時に美雪もまたこの世界から姿を消した。

物語の最後には、健司の夢なのか、それとも美雪の夢なのか。

美雪が主宰するダンスパーティーが華やかに開催された。

そして、人波をかき分けて健司が美雪に寄り添った。

そこには塔子と山中、本多、俊藤の姿があった。

健司と美雪が口づけを交わしたとき、それまでモノクロの世界が一気に色彩に溢れ出した。

それは、本当に美しい美雪と健司の世界だった。

映画『今夜、ロマンス劇場で』の感想

この映画の一番の見どころは映画黄金期の日々である。

カラフルな映画館のロマンス劇場は20年前まで営業していた足利東映プラザのモデルになっている。

劇場の雰囲気がたっぷり込められたロマンス劇場はすごくロマンチック💗

さらに、映写室から映画を見る健司の姿はまるで、ジュゼッペ・トルナトーレ監督の名作『ニュー・シネマ・パラダイス』(1988)を彷彿とさせる。

映画と現実が交錯する映画といえば、ウディ・アレン監督の『カイロと紫の薔薇』(1985)をはじめとした、ジョン・マクティアナン監督の『ラスト・アクション・ヒーロー』(1993)、ロバート・ゼメキス監督の『ロジャー・ラビット』(1988)、スピルバーグ監督の『レディ・プレイヤー1』など様々な映画がある。

オペレッタ映画の『お転婆娘と三獣士』ははるか昔の『狸御殿』シリーズ、『オズの魔法使い』(1939)などを思い起こさせる。

北村一輝演じる”ハンサムガイ”は、日活映画の石原裕次郎や小林旭のマイトガイなどを想像する。

そして、思い出深いシーンのガラス越しにキスするシーンは、今井正監督の『また逢う日まで』(1950)を思い出す。

舞台となった1960年代の日本映画はすでに黄金期を過ぎていて、徐々に斜陽化する日々であった。

どこか儚さを感じる映画業界の描写が切なくあるがどこか愛を感じた。

美雪と年老いた健司が別れ際にキスするシーンはやっぱり泣けます(T . T)

映画『今夜、ロマンス劇場で』のキャスト&スタッフ

美雪役/綾瀬はるか

映画『お転婆姫と三獣士』のヒロインで映画の世界から現実世界に突然現れた美雪を演じるのは綾瀬はるか。

綾瀬はるかのプロフィール

生年月日:1985年3月24日生まれ

出身地:広島県広島市

身長:165cm

血液型:B型

事務所:ホリプロ

牧野健司役/坂口健太郎

監督を目指す助監督でスクリーンの向こう側に憧れて美雪を好きになる牧野健司を演じるのは坂口健太郎。

坂口健太郎のプロフィール

生年月日:1991年7月11日生まれ

出身地:東京都府中市

身長:183cm

血液型:O型

事務所:トライストーン・エンタテイメント

成瀬塔子役/本田翼

検事に好意を寄せる映画会社の社長令嬢の成瀬塔子を演じるのは本田翼。

本田翼のプロフィール

生年月日:1992年6月27日生まれ

出身地:東京都

身長:166cm

血液型:O型

事務所:スターダストプロモーション

俊藤龍之介/北村一輝

健司の映画会社の看板スターで、代表作は”ハンサムガイシリーズ”でナルシストな性格の俊藤龍之介を演じるのは北村一輝。

北村一輝のプロフィール

生年月日:1969年7月17日生まれ

出身地:大阪府大阪市

身長:178cm

血液型:A型

事務所:フロム・ファーストプロダクション

山中伸太郎役/中尾明慶

健司と同期の助監督で健司と切磋琢磨して監督を目指していて、成瀬塔子のことを密かに思っている山中伸太郎を演じるのは中尾明慶。

中尾明慶のプロフィール

生年月日:1988年6月30日生まれ

出身地:東京都中野区

身長:172cm

血液型:A型

事務所:ホリプロ

吉川天音役/石橋杏奈

入院しているとある老人から物語を聞かされるサボり癖のある看護師の吉川天音を演じるのは石橋杏奈。

石橋杏奈のプロフィール

生年月日:1992年7月12日生まれ

出身地:福岡県遠賀郡岡垣町

身長:162cm

血液型:A型

事務所:ホリプロ

本多正役/柄本明

生年月日:1948年11月3日生まれ

出身地:東京都中央区銀座

身長:175cm

血液型:B型

事務所:ノックアウト

まとめ

映画『今夜、ロマンス劇場で』の映画レビューはいかがでしたでしょうか?

映画の世界から出てきた美雪と映画の世界に憧れる監督志望の健司の切なくも温かい愛の物語は見る価値ありです♬

美雪演じる綾瀬はるか、健司を演じる坂口健太郎のカップルが最高に素敵な映画でした!

まだご覧になっていない方はこの機会にぜひごらんになってみてはいかがでしょうか。

それでは、また‼︎

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