海外ドラマ『名探偵ポワロ』の第7話では、小型客船に乗ったポワロは地中海クルーズを楽しんでいた。
乗客の1人のクラパトン夫人は夫に対する旁若無人な振る舞いが乗客の中でも目立っていた。
そんな中、アレクサンドリアに上陸した船はそこでクラパトン夫人殺人事件が発生した。
果たして、クラパトン夫人を殺したのは誰なのか?
海外ドラマ『名探偵ポワロ』第7話あらすじ
乗客15人の小型客船で地中海クルーズを楽しんでいたポワロ。
客の中でもクラパトン夫妻は目立っていて、特に夫人の再婚相手の夫に対する傍若無人の振る舞いは乗客たちも眉をひそめさせた。
船がアレクサンドリアに入港して、上陸を楽しんでいた乗客たちが夕方に戻ってみると、船室でクラパトン夫人がナイフで胸を刺されて死んでいるのを見つける。
夫人は上陸していなくて、1人船内の部屋で過ごしていたのだ…。
海外ドラマ『名探偵ポワロ』第7話ネタバレ
小型客船でヘイスティングスは射撃大会のためにクレー射撃をしていた。
ポワロは自分の部屋から出てきて、モーガン夫人がオペラを歌っていた。
一方、クラパトン夫人は鏡で化粧をしていて夫のジョンを呼び続けていた。
そのジョンは船の甲板で女性と話をしていた。
ポワロと会ったクラパトン夫人は人は活き活きしていないとどうなります?と尋ねると、ポワロは「死にます」と夫人に告げた。
ジョンは近衛連隊に所属していてドイツの爆撃によって腕にかすり傷を負って運ばれた病院でクラパトン夫人と出会ったとの噂を乗客がしていた。
フォーブス将軍がクラパトン夫人に話しかけて夫人が「私は幸せな人間よ」と将軍に答えた。
夜に船上パーティーがありモーガン夫人が歌を披露したが素人の歌が苦痛だとクラパトン夫人が話す。
クラパトン夫人の傍若無人な振る舞いにジョンは黙って従った。
クラパトン夫人は乗客に誘われてブリッジをした。
乗客の女性たちに連れられてジョンは甲板に月を見に行く。
クラパトン夫人は自分たちに子供がいないことを喜ばしいと思っていていたら退屈だと愚痴を言っていた。
ジョンは女性たちにマジックを披露していてポワロがジョンに話しかけた。
ブリッジをしないのには理由があるとジョンはポワロに話し、見事なカード捌きを見せた。
「その腕前なら舞台に立てますよ!」とヘイスティングスがジョンを褒めたがジョンは怪訝そうな顔をして去っていった。
その後、船はアレクサンドリアに停泊してジョンはクラパトン夫人を部屋に残して女性たちと上陸した。
ポワロもヘイスティングスと上陸して観光を楽しんだ。
ポワロはトリバー夫人とアレクサンドリアの街で会って一緒にランチをどうかと誘った。
船に戻ったポワロたちだったが、ジョンが部屋に入ろうとするとドアに鍵がかかっていた。
鍵を開けてもらうとクラパトン夫人が胸にナイフを刺されて亡くなっているのを発見する。
明らかに夫人は何者かに殺害されていた。
ポワロが無くなっているものがないかジョンに尋ねると引き出しにあった金と宝石が無くなっていたと証言した。
船長がお悔やみを言うとジョンはクラパトン夫人を失った悲しみに打ちひしがれていた。
クラパトン夫人のことをよく知っているフォーブス将軍に話を聞いた。
トリバー夫人の証言によると将軍は昼食前に船に戻っていた。
フォーブスはポワロに本当のことを話してクラパトン夫人と話をしに戻ったと証言した。
エジプトの警察によるとクラパトン夫人の死亡推定時刻は午前9時から11時の間だとされた。
そして、土産物屋が乗客の1人のエリーという女性に宝石を売ったことを話した。
ポワロはジョンと一緒に上陸した2人の女性に話を聞き、ほんの一、二分トイレに行っている間にジョンと離れていたと証言した。
ヘイスティングスがクラパトン夫人の部屋に侵入して宝石を盗んだ男を街で捕まえて、男によると宝石を盗みに行った時にすでに夫人が死んでいたと証言した。
犯人は乗客の中にいるとポワロは考えていて、夫人の部屋に鍵がかかっていたことから夫人が自ら鍵をかけていたと推測できる。
つまり、夫人が自ら犯人を部屋に招いていたことがわかり犯人は顔見知りの犯行を思われた。
ポワロはエリーに話を聞き土産物屋から購入した琥珀のネックレスを無くしたことをエリーから聞かされる。
そのことでポワロは何か閃いてモーガン夫人の姪にあることを頼んだ。
船内でみんなが集まりポワロは乗客の前でモーガン夫人の姪の人形を使って腹話術を披露した。
それを見てジョンが突然青ざめて逃げようとしたがヘイスティングスたちに捕まる。
ポワロはヘイスティングスたちに自分の推理を話し始める。
ジョンがマジックを披露したのは目眩しのためで本当は腹話術師だった。
腹話術を使ってクラパトン夫人がまるで生きているようにポワロたちに思わせた。
そうしてアリバイ工作をしたがポワロの目はごまかせなかった。
琥珀のネックレスを現場に置いたのは土産物屋による犯行だと思わせるためだった。
だが、まさかそれがジョンを想っているエリーに疑いがかかることになるとは想像もしていなかった。
ポワロはエリーと話をしてエリーはジョンの前で腹話術を披露したのはあまりにも酷だとポワロに告げる。
しかし、ポワロは殺人を許すことはできないとエリーの前で厳しい表情を浮かべていたーー。
海外ドラマ『名探偵ポワロ』第7話感想
海外ドラマ『名探偵ポワロ』の第7話を見終わって、小型客船に乗船したポワロはアレクサンドリアに上陸した。
小型客船には夫のジョンに傍若無人な態度をとるクラパトン夫人がいた。
夫人は部屋で何者かにナイフで胸を刺されて殺害された。
クラパトン夫人殺人事件の捜査をしたポワロは、フォーブス将軍がランチの前に船に戻って夫人に話をしに行った証言を聞いた。
そして、ジョン大佐に思いを寄せるエリーという女性に話を聞くと琥珀のネックレスを土産屋から買ったという証言をする。
エリーがクラパトン夫人を殺した犯人かと思われたが、夫人を殺したのは夫のジョンだと明らかになった。
結局ジョンはクラパトン夫人の傍若無人な態度に我慢がならずに腹話術を使ってアリバイ工作をした。
すごくうまいアリバイ工作を考えたけどポワロの前には意味をなさなかったな…。
マジックをわざとポワロの前で披露してマジシャンであることを印象付けて実際は腹話術師だと判明した。
ポワロが腹話術を使ってジョンを追い詰めるシーンがスカッとした。
エリーの言うように確かに残酷な手でジョンを追い詰めたけどポワロは殺人を絶対に許さないという強固な姿を見てポワロがすごくかっこよく見えた💗
まとめ
海外ドラマ『名探偵ポワロ』の第7話のドラマレビューはいかがでしたでしょうか?
ポワロは小型客船で旅行を楽しんでいたが、乗客の1人のクラパトン夫人が何者かにナイフで刺されて殺害されるという事件が発生する。
早速事件の捜査をしたポワロだったが、容疑者は乗客の1人のエリーになった。
事件の前にエリーが琥珀のネックレスを買っていてそのネックレスが現場の床に落ちていた。
しかし、ポワロはクラパトン夫人の夫のジョンが腹話術を使ってアリバイ工作をしていたことを見抜いて事件を解決する。
第8話では、ポワロは兵器メーカーのメイフィールド社の社長夫人・マーガレットに電話で呼び出される。
マーガレットは、夫がドイツのスパイと噂されるバンダりん夫人を自宅に招いたことを心配していた。
まだご覧になっていない方はこの機会にぜひごらんになってみてはいかがでしょうか。
それでは、また‼︎