俳優の小林稔侍は1986年に明治から大正時代に活躍した女性新聞記者の半生を描いた斉藤由貴主演のNHK連続テレビ小説『はね駒』に出演していた。
頼りになる中間管理職に、若者を優しく見守る上司にお父さんなど幅広く演じる小林稔侍は包容力、そして芯の強さを感じさせてくれる。
そんな弘次郎を魅力的に演じている小林稔侍とはどんな俳優なのか書いていきたい。
目次
朝ドラ『はね駒』で小林稔侍が演じたのは?
朝ドラ『はね駒』で小林稔侍が演じたのは斉藤由貴演じるヒロインの橘りんの父親・橘弘次郎を演じている。
橘弘次郎は戊辰戦争で二本松少年隊に所属していたが自分だけ息も凝って、死んだ同志たちに罪悪感があり今も髷をしている義理堅い男。
口数は少なくて新しい時代には否定的でありりんが女学校に行きたいと言った時も納屋に閉じ込めてしまうような頑固おやじ。
ヒロインの橘りんのことを厳しくしながらも、温かく見守っている父親の役柄を見事に演じてくれている。
小林稔侍のプロフィール
どんな役も演じきる名優・小林稔侍は2時間ドラマにかかせない実力派俳優。
俳優・小林稔侍のプロフィールを書いていく。
小林稔侍プロフィール 生年月日:1941年2月7日生まれの79歳 出身地:和歌山県伊都郡かつらぎ町 身長:180cm 血液型:A型 活動内容:1962年 東映ニューフェイス 事務所:鈍牛倶楽部
和歌山県生まれの小林稔侍は和歌山県立笠田高等学校を卒業している。
1961年に東映ニューフェイスに合格して、1963年に映画『警視庁物語 十代の足どり』で俳優デビューを果たす。
1973年にピラニア軍団を結成、映画では78年に『冬の華』、81年に『駅 STATON』、98年『学校3』などで活躍した。
そして、99年に『鉄道員(ぽっぽや)』で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞する。
小林稔侍は数々のドラマで活躍!
演技派俳優の小林稔侍は、これまで様々なドラマや映画に出演した。
1960年代初め頃から様々な作品に出演して、映画『新仁義なき戦い』シリーズなどに出演している。
1980年代に入るとドラマでも活躍して、刑事や寡黙な父親を演じて、反対にコミカルな役もこなしている。
演技力の高さは誰もが認めている。
ドラマではTBS系ドラマ『パパとなっちゃん』や『税務省調査官・窓際太郎の事件簿』シリーズなど数々の出演作品がある。
主演から脇役までを幅広くこなして味のある俳優である小林稔侍。
小林稔侍は『科捜研の女』にも出演した!
人気ドラマの『科捜研の女』にも出演している小林稔侍。
『木曜ミステリー』で放送されているサスペンスドラマシリーズのドラマ『科捜研の女』。
1999年に放送がスタートしてシーズン19までそうそうされていてもはや知らない人はいないほどの国民的ドラマ。
小林稔侍は1999年のシーズン1に出演してその後も複数のシーズンに出演している。
このドラマで小林稔侍はベテラン刑事の木場俊介を演じた。
大河ドラマにも出演した小林稔侍
複数の大河ドラマに出演したことのある小林稔侍。
1990年に放送された大河ドラマ『翔ぶが如く』では岩倉具視の役を演じた。
さらに、1995年の大河ドラマ『八代将軍吉宗』と2000年の『葵 徳川三代』にも出演した。
そして、2005年の大河ドラマ『義経』で北条時政の役を演じた。
その時代を代表する岩倉具視や北条時政を演じて演技派俳優の確固たる地位を築き上げた。
小林稔侍は高倉健の大ファン
中学時代から高倉健の大ファンだった小林稔侍は、映画の世界に憧れて東映ニューフェイスの試験を受けた。
1961年に念願の第10期東映ニューフェイスの募集に合格した。
試験日が大学受験の日と重なっていてどちらを受けるか悩んでいた小林稔侍。
親に大学受験に行くと嘘をついて東映の受験を受けて見事に合格した。
しかし、いきなり高倉健のような人気俳優になれるはずもなく1980年代の前半まではほとんど脇役や悪役ばかりだった。
演技が認められ始めた小林稔侍はゆうマイ監督に抜擢される機会も増えてきて、1986年の朝ドラ『はね駒』でヒロインの父親役を演じて人気に火がついた。
ドラマ初主演となった2時間ドラマの『なんでも屋探偵帳』がシリーズ化される。
テレビドラマの世界で人気俳優の地位を確立した小林稔侍。
小林稔侍の息子の小林健と娘の小林千晴も俳優!
主演している『税務省調査官・窓際太郎の事件簿』や『駅弁探偵・神保徳之助』などの2時間ドラマシリーズで見せた飄々とした中年男というイメージがある小林稔侍。
小林稔侍はアクション作品や任侠もの、さらには刑事ドラマから特撮番組まで様々な役柄を演じきっている。
人気俳優として活躍してきた小林稔侍には2人の子供がいて俳優土地て活躍する父親の背中を見てきた長男の小林健と長女の小林千晴の2人の子供は俳優として活躍している。
ドラマでも2人の子供達と共演していて、長男の小林健とは『駅弁刑事・神保徳之助』で共演して、長女の千晴とは『なんでも屋探偵帳」や『税務省調査官・窓際太郎の事件簿』などで共演を果たしている。
さらに2016年の『親子ぶらり旅』では親子3人で出演していた。
まとめ
朝ドラ『はね駒』でヒロインの橘りんの父親・橘弘次郎を演じた小林稔侍について書いていきましたがいかがでしたでしょうか?
小林稔侍は大河ドラマや映画に数々出演して演技派俳優として長年活躍されて今でもドラマなどに出演している。
最近でも2019年の5月に放送されたテレビ朝日開局60周年記念5夜連続ドラマスペシャル『白い巨塔』には、滝村恭輔の役で出演していた。
80歳になってもまだまだ活躍していくことでしょう。
これからも小林稔侍の活躍を期待してドラマや映画を見ていきたい💗
それでは、また‼︎