目次
はじめに
おしんはこれから浩太が紹介した伊勢に魚の行商をしに行きます。
おしんを待ち受けているのは幸か、不幸か!
連続テレビ小説『おしん』自立編・第29週あらすじ
おしんが坂田のメシ屋を閉めてから、竜三が佐賀を出るまでが描かれています。
第169回あらすじ
おしんが坂田を去る日が来た。
明日はおしんが去るという日に酒を酌み交わす3人は、10年前の思い出を語り合う。
「あれから10年だなあ」
加代は思いにふけながら浩太とおしんの恋を邪魔してしまったことを今でも悔いている。
加代はおしんと浩太が二人で会うと約束したあの日、加代はおしんが嫁に行くと浩太にいい、浩太はショックを受けその心の弱みに付け込んで浩太と一緒になった。
おしんはそれぞれ違う道を歩んで行くから仕方ないと呟いた。
浩太は「それぞれ壁にぶち当たって進んだり諦めたりしながら人生を歩んでいく。自分の思い通りの人生を歩んでいる人はいない」と加代に語る。
「それを自覚しないと幸せを知らないまま生きていくことになる」
おしんと浩太と加代はまた会う約束をするが、この日を最後に会う約束が果たされることはなかった。
翌朝、おしんは加賀屋の旦那様と奥様がおしんのために選別をくれた。
奥様は雄が加賀屋の子にならなかったことを残念に思っていた。
おしんは加賀屋を後にし、この日が加賀屋を見る最後になった。
現代に戻って、おしんは孫と一緒に三重の伊勢の海岸を歩いていて、大正14年、おしんは三重の伊勢に歩いてようやくたどり着き、身元引き受け人の神山ちさと出会う。
第170回あらすじ
おしんはひさに浩太は来ないのかと聞いた。
おしんは浩太は急な仕事が入ってこられないと彼女は言った。
ひさは浩太の父は貴族院議員で由緒ある大学にも行っていて博識だったが、浩太は小作の立場を正すために抗議活動に全力を注ぐことになった。
ひさは浩太に頼まれたら嫌とは言えないと彼女はいい、おしんのお世話を引き受けた。
おしんは神山ひさの家に来て寝入ってしまい、隣りに雄がいなくて不安になった。
一瞬どこにいるのかわからず先行きがすごく不安になり雄を探し回る。
雄はひさが散歩に連れて行っていた。
ひさには息子が3人いるが今は独立していて一人暮らしをしている。
ひさが言うには彼女の船で取れた魚を行商が売りにいくと言う。
その行商がおしんの仕事。
やっていけば嫌でも覚えるとひさは言ったがおしんは不安そうだった。
海岸に行くと行商たちが魚を取り合っていた。
おしんは行商たちが魚を取り合っているのを見て唖然としていた。
おしんはひさに見送られ、おしんは雄と一緒に魚を売りに行く。
おしんは魚を売りに回るが魚は他の人に頼んであるからと言って断られた。
雨が降ってきて、おしんは必死に荷車を押す。
歩いても歩いてもお得意さんがいるからを言われどこも断られ、おしんはちっとも売れないと見るとお客さんにタダで断られた。
ひさの家に帰ると荷車が空になっていることに驚いた。
ひさにはタダで配ったとはいえなかった。
第171回あらすじ
おしんはまた魚を売りに行き、今度は仕入れ値の一割程度で売ってそれが全部売り切れた
ひさは驚き、おしんに商売の才能があると言って褒めていた。
その時、他の行商たちがひさにおしんのことで文句を言いにきた。
おしんは魚の値段を他の行商より安くしたものだから、他の行商たちの魚はちっとも売れなくなった。
そのことでほかの行商たちからは嫌われている。
ひさのところに行商たちが文句を言いに来たが、ひさが商売は競争だから何も言うつもりはないと追い返した。
おしんは儲けが出ない分数で勝負しないとと思い大量に仕入れたといい、ひさはおしんは根っからの商売人だと見抜いた。
おしんは魚を売りにいき、前に来たお客さんのところにも訪ね、魚が売り切れたと聞くとお客さんは残念がっていた。
おしんはお詫びの印にとそのお客さんの畑仕事も手伝った。
ひさはおしんの中にしたたかな商魂があるのを感じていた。
いつかそれが実ることを信じて静かに見守るひさ。
第172回あらすじ
おしんは他の行商人よりちょっとでも安くすることで贔屓の客を増やしていった。
おしんは家の手伝いも積極的にするようになり、おしんのことを気にいる客も増えてきた。
おしんは他の行商人と同じことをしたんでは贔屓にしてもらえないからおしんは家の手伝いをした。
おしんは嵐で明日は漁に出られないと知ると少しでも魚を仕入れようと精一杯。
翌日の嵐の日、おしんはイワシをさばいて佃煮にしていた。
おしんは嵐の日にイワシの佃煮を作って客に売ることを考えていた。
大正天皇が崩御し、時代は昭和になった。
ひさのところに来て一年になり、浩太がひさの家に来ておしんとも久しぶりの再会を果たす。
農民運動は、地主と小作人の関係は複雑化していると浩太は言う。
浩太はもう引き上げ、おしんは竜三と暮らすために自分の店を持ちたいと話した。
ひさは裕福な家に生まれながら人のために金を工面する浩太を見てひさは嘆いていた。
おしんはひさの言葉を聞き複雑な心境だった。
第173回あらすじ
おしんは行商の仕事を終え雄を連れて帰ってひさはおしんの仕事ぶりに感心していたが、ひさはおしんの体調を心配していた。
おしんは雪道に慣れてるから歩くのは何でもないと彼女はいう。
おしんは自分一人で店を持つより旦那が一緒にいた方がいいと言った。
ひさは旦那のために店を持つのはやめて旦那のことも忘れるようにと彼女は言うがおしんは竜三と別れる気はないときっぱり言った。
ひさは浩太の方がずっと情があると…。
竜三は干拓しておしんを呼び戻そうとする。
しかし大五郎はおしんのことは諦めろ、でなかったら伊勢に行けと彼は言う。
おしんがかわいそうだと…。
一方のおしんは佐賀から来た竜三の手紙を読み伊勢に来るつもりはないと書いてあった。
そしておしんを佐賀に呼び戻すと。
おしんは一度言い出したら聞かない頑固な人だと竜三のことをひさに語る。
おしんはこのまま伊勢に暮らすことになるのか?それとも・・・。
第174回あらすじ
おしんは台風を直撃した佐賀の竜三の心配をしていたが、おしんは行商の仕事を続ける。
お客さんから九州でたくさんの人が亡くなったと聞かされ、おしんはますます心配になった。
一方、佐賀ではお清が大五郎と竜三が田んぼに行ったきり帰ってこないと心配していた。
すると大五郎と竜三が落胆しながら帰ってきて、竜三は自分の畑がダメになってしまい泣き崩れた。
大五郎は竜三のためにと干拓を勧めたがそれが今思えばよくなかったとお清は言う。
竜三は干拓がダメになって決意した。
翌朝、竜三は置き手紙を残して去っていき、お清は「この不景気にどこさ行く」と嘆いた。
そして竜三は伊勢に来て、竜三はおしんと目が会うと突然逃げ出した。
竜三は二人に合わせる顔がないといって彼は満州に行くと言い出し日本は不景気で仕事がないが満州なら仕事があるだろうと考えたのだ。
おしんは「なぜ別れなきゃいけないの?」と竜三を必死に止めようとしたが聞かなかった。
おしんは一目雄に会ってと言ったが竜三はこのまま去ろうとする。
しかし、雄が「父ちゃん」と言って竜三に抱きついた…。
竜三は力一杯息子を抱きしめおしんは竜三との別れを惜しんだ。
感想
僕はおしんが伊勢で魚の行商をすることになっておしんを待ち受けているのは、苦難か、それとも幸せかそれはわかりませんがおしんはどんな時でも強くいきていく女性だと信じています。
竜三はやっとのこと佐賀から出てきて今度は満州にいくと言いだしおしんは必死に止めます。
しかし竜三の決心は固くおしんは説得することだできるのか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
『おしん』は日本が貧乏だった時代に強く生きた女性が描かれているので現代にも通じるおしんの生き方に共感すること間違いなしです。
まだご覧になっていない方はこの機会にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
それでは、また‼︎