目次
はじめに
連続テレビ小説『おしん』は、1983年(昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで放送されていたNHK連続テレビ小説の第31作目にあたる作品です。
スタッフ&キャスト
ナレーター:奈良岡朋子
プロデューサー:岡本由紀子(小林由紀子)
出演者:田中裕子(おしん)/並木史朗(竜三)/東てる美(加代)/北村和夫(大五郎)/高森和子(お清)/渡瀬恒彦(浩太)
連続テレビ小説『おしん』自立編・第28週あらすじ
おしんが坂田で飯屋を開き、おしんが店を閉めて加代と浩太と別れるまでを描きます。
第163回あらすじ
おしんは店になじみの客も増えて忙しい毎日を送っていた。
大正14年の深い秋になろうとしている頃、おしんは加代に浩太のことを聞いていました。
おしんは浩太のことを考えると惨めな気持ちになっていた。
加賀屋に浩太がやってきたのは小作の年貢の値上げのことを話し合うためで、政男は地主の代表で、浩太は小作の代表で話し合いを進め政男は浩太が事業を始めれば大成功を浅められるほど成功したのにと浩太のことを認めながらも残念に思っていた。
加代はそれを聞き浩太は警察のご厄介になるか心配していた。
一方のおしんは雄を寝かせながら佐賀にいる竜三のことを考えていた。
その頃、竜三の母のお清は竜三の婚約相手の相手をしていた。
竜三が土壇場になって婚約を取りやめたいと言ってきたのだ。
竜三は今でもおしんのことが忘れられないようで、お清はそれを知っておしんからの手紙を片っ端から破いていたのだ。
お清は婚約を一刻も早く成し遂げたいと思っていたが竜三は1年も経った今でもおしんのことが忘れられない。
そしてある日、おしんの店に突然浩太がやってきた。
どうやらおしんの店とは知らずに美味しい店という噂絵お聞いてきたらしい。
浩太は加代におしんが切り盛りしている店だと聞くと、浩太は急いでおしんに会いにきた。
おしんは浩太の顔を見て避けるように店に戻っていった。
おしんは浩太と言葉を交わしたら泣いてしまいそうな気がして話せなかった。
第164回あらすじ
浩太はおしんの店が閉まる間際まで店にいました。
浩太はおしんが佐賀で竜三と幸せに暮らしていると思っていたと話す。
おしんは自分の子の姿を浩太に見られたくなかった。
加代は竜三がどれほど甲斐性なしかを浩太の前で話しました。
浩太は「竜三さんには竜三さんの都合がある」と言って加代はそれ以上何も言わなかった。
おしんはそれを黙って聞いていた。
加代と浩太は二人で帰ることになり、加代と浩太は屋台でおしんと浩太の間に割って入ってしまったことをずっと悔いていたと話す。
加代は浩太に「おしんのことを頼みます」と話した。
浩太はおしんとの昔のことを思い出していた。
翌日、浩太は朝におしんの店に来て浩太は突然「雄と3人で暮らさないか?」とおしんに迫ってくる。
第165回あらすじ
おしんは浩太の告白を元から断るつもりでいた。
浩太はおしんのことを諦めきれずに竜三にこれからのことを話し合うと言って店を出て行った。
おしんは加代と浩太のことについて話し合い、加代は竜三はもうおしんのことはなんとも思ってはいないと、あんな人のことはもう忘れるように言ったが、おしんは竜三のことはまだ心残りがあった。
ある日、おしんの店で浩太は何やら男たちをこっそり話し合っていて、加代は難しいことは分からねえと言っておしんは気になっていた。
話し合いが終わると浩太はおしんに治安維持法が施行されて農民運動が取り締まられまた公に抗議活動はできなくなったと浩太はおしんに話す。
浩太は今一緒になるとおしんに迷惑がかかるとおしんとは一緒に暮らせないと浩太は残念そうに言った。
おしんは浩太の気持ちが知れただけで満足だと浩太に話します。
「雄の父親の意なるって言ってくれただけでよかった」とおしんは浩太に言った。
おしんはこれで後悔しないで生きていけるとおしんは満足そうに仕事に戻った。
正月の三が日になってもおしんは下ごしらえに追われていて、おしんは台所から離れようとしない。
浩太と加代はおしんの店に来ていて雄と遊んでいたところ、そこに山形でおしんの母のふじのために手紙を読んでいるりきがおしんの店に来た。
りきは竜三の手紙で一度も便りが届いていないと書かれていたと話し、ようやくおしんは竜三に手紙が届いていなかった事実を知る。
おしんの脳裏に不安と疑問がよぎりました。
第166回あらすじ
おしんは竜三に手紙が来ていないことを心配していたが、みんなの前では平静でいた。
おしんはふじがおしんとともに暮らせるようにおしんは必死にお金を貯めている。
りきはふじがおしんとともに暮らせることを祈っていた。
おしんは竜三が手紙を送ってくることをひたすら待つ。
一方、竜三はお清が浩太からの手紙を彼に見せおしんがいかに卑しい女かを話したが、竜三は浩太の手紙のある文章が気になった。
それはおしんが何度も手紙を送ったと手紙に書いてあった。
竜三はお清に問いただすがお清は浩太に嘘を書かせたんだと言い張るばかり・・。
竜三は怒って部屋を出て行き、竜三の父の大五郎は竜三のことは放っておけとお清に言った。
お清は不満そうにしていた。
竜三は庭で恒子にお清が破った手紙を裏張りして竜三に渡した。
恒子は同じ妻の立場のおしんの気持ちがわかると彼女はお清がずっと彼女をいじめてきて最近はやっと妻として認めてもらえるようになったが、恒子はいじめられた過去でお清に恨みがありその抵抗で手紙を渡しただけだからお礼はしなくていいと竜三に話す。
竜三は婚約をきっぱり断りおしんを信じて待つことにした。
おしんとは離れていてもずっと夫婦だと・・・。
そしてある日、おしんの元に佐賀の竜三から手紙が来た。
おしんは急いで封を切った。
第167回あらすじ
おしんは浩太に抗議運動が厳しい戦いになるだろうから坂田にはいられないと言われた。
浩太は竜三からの手紙にはなんと書かれていたのかを聞いたら、おしんは竜三の手紙からお清がおしんの手紙を破っていたことが書かれていて浩太は竜三さんも不運だと嘆いたがおしんは仕方がないというだけだった。
それに竜三から佐賀で仕事をするつもりだから佐賀を出るつもりはないと書いてあった。
そしてある日、おしんがいつものように忙しくしていると、店で喧嘩が始まりおしんは持ち前の気性で男たちを追い払った。
男たちはナイフを持っていたがおしんは動じなかった。
そしてそれを見たある客がおしんの気性に惚れて抱きついたがおしんは愛嬌で断ったが浩太はその様子を見て憤りを感じていた。
浩太はこのままめし屋を続けるといつおしんにどんなことがあるかわからないとおしんのことを心配していたが、おしんは心配はいらないと言った。
加代もおしんの気性なら心配はいらないと言っていたが、浩太はめし屋であのような客の相手をしていると竜三もいい思いはせずに別れてしまうかもしれないと危惧していた。
おしんはこの仕事しかないと思っていたが、おしんは他にどんな仕事をしたらいいかと悩んでいました。
ある日、加代の母のみのが加代に加賀屋に買えるように説得して欲しいと頼みます。
加代は帰るつもりはないと母にきっぱり言った。
第168回あらすじ
加代は朝ごはんも食べずにおしんの店に飛び込んできた。
加代は母親に愚痴をこぼされたと言って、おしんはいくら店が忙しくても加代に甘えてしまったことをおしんは申し訳ないと言った。
加代は祖母が倒れてから彼女ずっと加賀屋のために働いてきて、ずっと加賀屋に縛られてきた。
加代は一度でいいから自由に生きたいとおしんに自分の感情を吐露した。
ある日、浩太が店にやってきて浩太はおしんのために仕事を見つけてきてくれて、魚を安く仕入れて売るという魚の行商の仕事だという。
三重県の伊勢の仕事なのでこの店はたたまなきゃいけなくなる。
おしんは浩太にしばらく考えさせてくださいと言った。
おしんはその夜、竜三の手紙を手に取り竜三のことを思った。
翌日におしんは加賀屋に行き、伊勢に行くとこを報告する。
加代の母のみのは伊勢なんて見ず知らずの場所でやっていけるのか不安になり夫にやめるように説得しようとしますが、夫はおしんの決断に納得したようだった。
加代の父がおしんの店に倉庫を建てると聞いて加代は思わず飛び出した。
おしんがいなくなることを寂しく思った加代は現実を受け止めきれずにいた。
おしんは襖越しに加代の幸せを祈ると最後に言った。
店の片付けに追われたおしんはやってきた浩太に加代を裏切るようなことになってしまったことを悔いていた。
3人でお別れ会をするために加代は酒を持ってきた。
青春時代に坂田であった3人が出会って別れてまたそれぞれの道を歩むために別れる・・・。
いつ会えるかもしれない別れを惜しんで・・・。
感想
おしんは竜三に会える日を信じて坂田で飯屋を開き独り立ちしようとしますが、おしんの周りには災難が降りかかります。
佐賀の竜三にはお清がおしんからの手紙を全て破って竜三におしんのことを忘れさせようとします。
竜三との連絡を断たれたおしんはこれからどうなっていくのでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕の書いたドラマレビューを見て『おしん』を好きになってくれたら嬉しいです。
それでは、また‼︎