劇場版『そして、生きる』は、有村架純と坂口健太郎共演の東日本大震災で出会った2人が心を通わせる珠玉のヒューマンラブストーリー。
この映画は僕の故郷である岩手県が舞台で盛岡などの風景が登場して嬉しくなりました💖
有村架純と坂口健太郎が岩手で撮影に来たと思うとそれだけで感慨深いな(●´ω`●)
目次
【映画 そして、生きる】あらすじ
生田瞳子(有村架純)は3歳のときに両親を事故で亡くして盛岡の叔父のもとで大切に育てられる。
女優を目指した瞳子はオーディションを受けに東京に行こうとした矢先に東日本大震災が起きる。
その後、少しでも復興の役に立ちたいと思い、友人のハン(知英)と共に気仙沼でのボランティアに参加した。
その時に学生ボランティア団体の運営メンバーの清水清隆(坂口健太郎)と出会った瞳子。
瞳子と清隆は共にボランティアをするうちに徐々に心を通わせていきお互いを意識しはじめるーー。
キャスト&スタッフ
監督:月川翔
脚本:岡田惠和
製作:岡野真紀子、渡辺良介
出演者:有村架純(生田瞳子)、坂口健太郎(清水清隆)、知英(ユリ・ハン)、岡山天音(久保真二)、萩原聖人(坂本昌幸)、光石研(生田和孝)、南果歩(清水美恵子)
音楽:村松崇継
撮影:山田康介(J.S.C.)
編集:穂垣順之助(J.S.E.)、岡﨑正弥(J.S.E.)
製作会社:WOWOW
配給:WOWOW
公開:2019年9月27日
【映画 そして、生きる】考察
1994年の冬、瞳子が幼いときに父親が運転していた車がトラックに衝突して理髪店を営む叔父のもとで育てられる。
2011年の3月、盛岡で瞳子は演技の勉強をしていて東京でオーディションが開催されるのを知る。
喫茶店でバイトをしていた瞳子は友人のハン・ユリと働いていた。
ユリは瞳子を励まして瞳子はオーディションを受けに東京に向かおうとした矢先に東日本大震災が起きる。
2011年の9月、瞳子は気仙沼にボランティアをしにユリとともにバスで向かった。
瞳子、清隆と出会う
学生ボランティア団体の運営メンバーの清水清隆がこれから行う片付け作業の説明をする。
瞳子は理髪店の片付けを手伝うことになり坂本昌幸は瞳子たちがボランティアに来てくれて心から感謝していた。
大震災で最愛の妻と娘を亡くした坂本は娘の泥だらけのランドセルを見て心を痛めていた。
瞳子は坂本の家族写真を丁寧に拭いて写真を見て彼女は涙を流す。
清隆とともにボランティアをするうちに瞳子は清隆が笑っているけど悲しい顔をしているのが気になっていた。
清隆は母親の美恵子の制止も聞かずに気仙沼に向かう。
商店街の復興に協力して坂本はボランティアのみんなに感謝する。
ユリは瞳子に誘われてボランティアに来てよかったと夜に清隆たちの前で話した。
ボランティアに来た理由を瞳子が話し始めてここに来た理由は自分のためだと伝える。
震災のあった日にオーディションを受けに東京に行こうとしていたが受けるのが怖くて心の中で地震が起きればいいと願っていた。
そうしたら本当に震災が起きて自分のせいではないかと思い自分を責める瞳子はボランティアをしようと思ったのは自分のためだと言い坂本に謝った。
それでも坂本は来てくれてありがとうと言ってくれた。
坂本の気持ちが本当にありがたい、瞳子も救われたな(*´ー`*)
今度は清隆が話す番になり清隆は父親を病気で亡くして母親と2人暮らしになった。
ところが、小学4年生のときに母親が自殺してそれからは叔母の家で育てられた。
震災があった日に清隆はとなりにいた人の手を取って自分にもできることがあると思いボランティアに来たと話す。
2012年の12月、瞳子は喫茶店で清隆が来るのを待っていて清隆が店に来て仕事の帰りに清隆は瞳子に告白する。
瞳子も清隆のことを好きと言って2人は握手をした。
盛岡の展望台に来た2人、瞳子は清隆に東京のオーディションを受けることにしたと報告した。
清隆は仕事をしに東京に帰らなきゃならないと言う。
すると、瞳子は「やだ、一緒にいたい」と清隆に言い2人は夜景をバックにキスをした。
清隆と付き合うことにしたとユリに嬉しそうに話し、清隆は早く会いたいと瞳子に伝えた。
清隆は父の宏と母の美恵子に国際開発コンサルタントの仕事に採用されたことを報告した。
清隆を引き取ったときから美恵子は清隆の幸せだけを願っていた。
一方、東京のオーディションに来た瞳子だったが会場で突然倒れてしまう。
病院で目を覚ました瞳子は医者から妊娠したことを伝えられる。
ホテルで一度は喜んだ瞳子だったが清隆の仕事の邪魔をしたくないと思ったのか清隆に妊娠したことを話さず瞳子は1人泣いていた。
流産する瞳子
盛岡の喫茶店で瞳子はユリに入れてもらった紅茶を飲んでいた。
ユリは清隆のこと何がなんでも手放しちゃダメだよと瞳子に言って2人は笑いあった。
家に帰った瞳子は和孝に妊娠したことを打ち明けて1人で育てると告げる。
そのことに和孝は怒って瞳子は命をなくさないと泣きながら話し「こんな娘でごめんなさい」と和孝に謝った。
2013年4月、フィリピン・サンフアンで清隆は仕事のことを家族に手紙で伝えた。
フィリピンでは教育機関が無償でも学校に通うまでの交通費が賄えず教育を受けられない子どもが増えていた。
その事態を何とかしようと思っている清隆。
一方、瞳子は生まれてくる赤ちゃんを楽しみに待っていたが道を歩いているときに突然血が出てしまい道に倒れ込む。
病院で目を覚ました瞳子は和孝から流産したことを告げられてショックを受ける。
和孝の理髪店に来たのは高校の時の後輩である久保真二だった。
真二は瞳子に告白したと言っているが瞳子は真二のことをまったく覚えていなかった。
一方、フィリピンにいた清隆は仕事の打ち合わせをしていたときにジャスティンの置いた爆弾が爆発して重傷を負う。
病院で清隆は逃走したジャスティンが警察に撃たれて死んだというニュースを見て絶望する。
2014年の4月、瞳子はユリの手紙からユリがフィリピンの国際空港で清隆に会いジャスティンの死で傷ついた清隆はユリと一緒に暮らすうちにお互いのことを大事に思い始めたことを知る。
脳腫瘍で倒れた和孝は入院生活を送っていて瞳子は医者から和孝の余命が1年だと聞かされる。
余命のことは和孝に隠し、瞳子は真二からプロポーズされる。
でも瞳子は清隆のことが今でも好きだと言って断ったが真二は諦めなかった。
退院した和孝は自分の店に戻ってきて鏡を見てボサボサなのに気づき新しくオープンした坂本の店に髪を切りに行きたいと瞳子に話す。
真二の提案で坂本の新しい店に来た瞳子たち。
坂本に髪を切ってもらうときにまた家族を亡くすのかと言って泣いていた。
一方、瞳子と真二は気仙沼の海岸を見ているときに瞳子が告白の返事を言おうととした。
まさにそのとき、ユリと清隆が瞳子の前に現れてユリと瞳子は再会を喜んだ。
清隆は気まずそうにしていたが瞳子は真二の告白をOKして真二は絶対に瞳子を幸せにすると清隆に約束した。
瞳子と真二は車で帰り真二は清隆の前だからプロポーズを受けたのと瞳子に尋ねた。
瞳子は清隆に幸せなところを見せたかったと話し瞳子と真二はプロポーズの返事をやり直した。
改めてOKと返事をした瞳子は真二とキスをした。
その頃、清隆はこの気仙沼で自分にできることを何かしたいと坂本に話す。
清隆の思いを聞いて坂本は気仙沼での日々は輝いていて社会に出たら清隆たちが弱くなってしまうのではないかと心配した。
でも清隆が幸せなのを見てホッとして清隆はこの街で何かしたい、自分にできることを知りたいと海に向かって叫ぶ。
瞳子と清隆、それぞれの道を歩む
2015年の4月、妊娠した瞳子は真二とともに和孝が入院している病院にお見舞いに行った。
一方、清隆とユリは服を売る店を経営していてその店に美恵子が訪ねてくる。
美恵子は清隆を幸せにしたのか自信がなかったが清隆は美恵子に幸せに育ててもらったと感謝していた。
闘病している和孝は赤ちゃんが生まれてすぐに自分が亡くなって瞳子が悲しむんじゃないかと不安に思っていた。
真二は仕事が終わって帰ろうとしているときに詐欺をしてるんじゃないかと男に掴みかかられてふりほどいたときに男が階段から落ちて骨折させてしまう。
流産したときのことを思い出して家で泣いている瞳子を見て真二は清隆の店に行く。
真二は清隆に清隆の子どもが流産してショックを受けたことを打ち明けて「お前には絶対負けないからな!」と言って去っていった。
瞳子が妊娠を隠していたことを初めて聞かされた清隆は動揺していた。
陣痛が始まった瞳子は病院に向かい和孝の容体が急変したが家族には連絡しないでくれと看護師に懇願した。
盛岡の病院で瞳子は出産をして、和孝は意識が朦朧とする中瞳子が初めて家にきたときのことを思い出していた。
無事に子どもが生まれて瞳子は安心して娘を初めてこの手で抱いた。
2019年5月、瞳子は娘と岩手の住田町にいた。
出産に立ちあえなかった真二はどうなったんだろ?
清隆は記者になり取材のため瞳子のいる住田に来ていた。
いろんなところに旅に行きたいとユリは清隆に話しこのまま一緒にいたら清隆のことを嫌いになると言い2人は別れることになった。
ユリは旅へと出発してアラスカにいるユリにメールをした。
住田の田舎町を娘と散歩しているときに瞳子は清隆と偶然の再会をする。
清隆は取材をして家に帰った瞳子と清隆。
娘が生まれた日に和孝ががんで亡くなって真二が詐欺罪で逮捕された。
真二は離婚しようと瞳子に言ったが瞳子は「意地でも別れてやるもんか!」と真二に言ってやったと清隆に話す。
清隆が帰る日に瞳子は清隆のことを人間として好きだと告げた。
「元気に生きていこうね」と瞳子は清隆に言い清隆はバスで帰っていった。
見送る瞳子に手を振った清隆、清隆の乗ったバスをいつまでも見ていた瞳子は1人涙を流していた。
清隆も瞳子のことを思っていて、瞳子は娘と2人で生きていく決意をした。
【映画 そして、生きる】感想
瞳子と清隆たかがボランティアで笑い合う姿が印象的だった。
ここからお互いのことが気になり始めたのかな♫
瞳子が喫茶店で清隆を待つシーンで有村架純がすごく可愛かった💓
盛岡の展望台を2人で歩くシーンで夜景をバックにキスする場面で瞳子と清隆の心が通い合った瞬間にキュンとした❗️
瞳子は東京でオーディションを受けに行って栄養失調で倒れて病院で妊娠が発覚した。
清隆の仕事の邪魔をしたくないからと赤ちゃんを1人で育てると決意する。
この決断は瞳子にとっても苦渋の決断だったと思う…。
フィリピンと岩手、それぞれ違う場所で違う道を歩いた2人。
清隆はジャスティンという少年に会って僕たちはかわいそうなのと聞かれて戸惑う。
流産した瞳子は唯一の希望を失って意気消沈していた。
清隆の子どもを失って心にポッカリ穴が空いた気分だと思う(−_−;)
瞳子は真二のプロポーズを受けて2人が車の中でプロポーズをやり直すシーンを見てドキドキした。
このときの有村架純が最高に可愛い💕
瞳子は流産したことがあるから出産がどうしても不安になるんだな…。
娘と2人で住田町に暮らしていた瞳子は清隆が取材に来ると知ったらどう思うかな?
清隆と瞳子の再会は思ったより穏やかなものだった。
清隆は真二が逮捕されたことと瞳子の父親の和孝が亡くなったことを後から聞かされる。
ショックな出来事が続く中でも瞳子が頑張って生きようとしているのを見てホッとした様子の清隆の顔が忘れられない。
ラストシーンで瞳子と清隆が別れる場面が印象的だった。
瞳子と清隆はお互いのことがまだ好きだけどお互いの幸せのために別れてしまうという切ないシーンが僕の胸を打ちました♪(v^_^)v
まとめ
劇場版『そして、生きる』の映画レビューはいかがでしたでしょうか?
3歳で両親を事故で亡くした生田瞳子は東日本大震災が起きて気仙沼にボランティア活動に来た。
そこで出会ったのは学生ボランティア団体の運営メンバーである清水清隆。
2人は共にボランティアをするうちに2人は惹かれ合ってキスをする。
瞳子は清隆の子どもを妊娠したが清隆の仕事を邪魔したくないと思い妊娠したことを清隆に黙って1人で子どもを育てようとする。
しかし、瞳子は流産してしまってショックを受ける。
傷つきながらも瞳子は真二とけっこゆして子どもを妊娠する。
一方、清隆は仕事で知り合った少年が警察に射殺されたことに傷つき自分を癒してくれたユリと一緒になる。
瞳子と清隆はそれぞれ別の道を歩みながらもお互いのことを大事に思っていた。
真二が詐欺罪で逮捕されて父親の和孝が亡くなっても瞳子は娘と生きていく決意をして2人は別々の道を歩んでいく。
瞳子と清隆の愛を超えた絆に感動する映画です╰(*´︶`*)╯♡
まだご覧になっていない方はこの機会にぜひごらんになってみてはいかがでしょうか。
それでは、また‼︎