連続ドラマW 『坂の途中の家』最終回あらすじ&感想から考察まで!

連続ドラマW『坂の途中の家」の最終回では、文香を傷つけてしまった里沙子は家を出ていって陽一郎と離婚しようとする。

一方、裁判はいよいよ最終弁論から判決を言い渡そうとしていた。

果たして水穂の判決は、そして里沙子たち裁判員はそれぞれの幸せを見いだすことはできるのか…。

【坂の途中の家 最終回】あらすじ

第十一回公判で検察官は明確な殺意があって子どもを殺害したと話す。

本来子どもを守るべき母親が子どもを殺害することは許されることではなく情状酌量の余地はないと断言した。

その話を聞いていた里沙子(柴咲コウ)は陽一郎(田辺誠一)に家を出ることを伝えたことを思い出す。

里沙子は文香が赤ちゃんのときにあやまって床に落としたことを思い出してあまりにもショックな出来事だったから忘れていたと里沙子は陽一郎に話す。

そして、陽一郎が悪意を持って里沙子を責めていたことを陽一郎本人に告げて「あなたといると私はもっとダメな母親になる」と言って家を出て行った。

検察官が論告求刑を読み上げているときに六実(伊藤歩)は女の子を連れまわしていたことが母親にバレてしまったときのことを思い出す。

「子どもがいないと意味がないのかな」と夫の直人に言われて必死に子どもを求めている自分が情けなくなった。

一方、山田(松澤匠)は妻の牧子がサラ金から借金していることが発覚した。

自分が子どものときに親からしてもらったことを娘にもさせてあげたかったと言われて金銭感覚の違いに悲しくなる。

裁判官の朝子(桜井ユキ)も息子が熱を出して病院に連れていった夫の忠宏に「もう仕事と子育ての両立はできない、君に家を守ってほしい」と言われてどうすべきか悩んでしまう。

弁護士が被告人は娘のことをほんとうに愛していたと裁判員と裁判官に訴えているときに里沙子は新庄(西田尚美)と母親とのことについて話していたときのことを思い出す。

里沙子の母親の富路子(高畑淳子)は自分の価値観だけが正しいと信じている人でいつも貶されてばかりで家を出てからもずっと自信がなかった。

陽一郎と結婚して子どもを育てられると思ったけど結局ダメだったと話し新庄は「文香ちゃんの母親はあなただけだ」と言われた里沙子。

「害のある母親ならいないほうがマシです」と里沙子は新庄に告げた。

キャスト&スタッフ

原作:角田光代

脚本:篠﨑絵里子

監督:森ガキ侑大

出演者:柴咲コウ(山咲里沙子)、田辺誠一(山咲陽一郎)、伊藤歩(芳賀六実)、眞島秀和(安藤寿士)、桜井ユキ(松下朝子)、松澤匠(山田和貴)、松本笑花(山咲文香)、西田尚美(児童福祉司・新庄)、倍賞美津子(安藤邦枝)、高畑淳子(三沢富路子)、佐藤めぐみ(穂高真琴)、滝沢沙織(池上実千花)、利重剛(青沼隆宏)、酒井美紀(篠田さかえ)、光石研(山咲和彦)、風吹ジュン(山咲里子)、水野美紀(安藤水穂)

音楽:山口由馬

エンディング:MuseK 「silence」

プロデューサー:岡野真紀子、黒沢淳、金澤友也

編集:キルゾ伊東

製作:WOWOW、テレパック

【坂の途中の家 最終回】考察

里沙子は文香を傷つけようとしたことを気に病んで家を出て行く決意をして陽一郎が悪意を持って自分をダメな母親だと思いこませようとしたことを陽一郎に告げる。

実の母親からも夫とその家族からも子育ての価値観を押し付けられて里沙子じゃなくても壊れるよ…。

里沙子がかわいそうでしょうがない、誰か助けてあげてほしい!

いよいよ水穂の判決が言い渡されようとしたときに水穂は申し訳なかったと証言台に立って謝罪した。

評議室で裁判員の話し合いが始まり被告人の話が大げさで実際はそこまで周囲が追い詰めていたとはどうしても思えないと裁判員の1人が話す。

一方、陽一郎と新庄はカフェで話をしていてこんな時でも裁判に行くのは自分が裁かれるためじゃないかと新庄は陽一郎に伝える。

六実はどうしても水穂に同情できないと話し意見を聞かれた里沙子は皆さんの意見と同じだと言うだけだった。

早退させてくださいと里沙子は朝子に伝えて裁判所を出た。

裁判所の前のベンチに座っている里沙子を心配して朝子が駆け寄ってくる。

朝子は新米の母親と新生児は最悪の組み合わせだと里沙子に教えた。

どんなに子育てを頑張っても「母親失格は人間失格なんですよね…」と朝子は落ち込んでいる里沙子に告げた。

朝子は裁判長の青沼に判決をどうすべきか悩んでいると言い母親失格がどれほどの罪かわからないと話す。

キャリアへの道を突き進む朝子、ますます子育てできなくなるな…。

新庄は陽一郎に夫がモラハラするのは自分もダメだと思い込んでいるからだと告げて陽一郎はその言葉の意味を考えていた。

その頃、安いビジネスホテルにいた里沙子は離婚届を書いていた。

そこに母の富路子が現れて離婚届を見て慰謝料を取らなきゃと騒ぎ始める。

富路子に抱きつかれた里沙子に富路子が「かわいそうに…」と耳元で囁かれたとき、里沙子は幼いときのことを思い出す。

富路子も1人で子育てに悩んでいたことに気づき言ってくれれば良かったのにと里沙子は言い富路子は焦って帰っていった。

里沙子がホテルの一室で考えているときに里子から電話があって文香が泣きやまないと言われて里沙子は文香に電話で話をする。

里沙子はみんな怖がっていることを気づかせてくれた人のところに行かなきゃいけないからもう少し待ってほしいと言い裁判所に急ぐ。

評議室にきて里沙子は被告人に対する自分の意見を話し始める。

裁判の間中自分と被告人の姿を重ね合わせていたことを話して夫と実の母親から精神的暴力を受けていたことを打ち明けて実際に子どもを傷つけたことがあることも話す。

なぜ夫かわざわざ妻を傷つけるようなことを言うのかずっとわからなかった。

だがやっと答えが見つかって、相手を貶めて傷つけるのはそうやって支配して自分のそばから出ていかないようにする。

そうすることでしか愛せないのだと気づきそれに気づかなかったのは考えるのを放棄していたからだと里沙子は告げる。

誰かの価値観に従って生きるのはら楽なことだから考えるのをやめた、わかる気がするなー(ーー;)

ひとつボタンを掛け違えたばかりに周りのみんなが遠い存在に見えて声にならないほどだったのではないかと里沙子は話す。

それほど追い詰められていたことを周りは気づいてあげられなかったことが気の毒だ。

里沙子「愛しているから間違ってしまう、愛しているから絶望するんです!」

「被告人に必要だったのはそのことを理解してくれる誰かだったのではないか?」と里沙子は語る。

「だからと言って赤ん坊を湯船に落としていいはずがない、被告人に同情できないのはその一点だけです…」と里沙子は評議室のみんなに自分の意見を述べた。

文香を家に連れて帰り里沙子は自分の知らない世界に行くのは不安だったのかと尋ねる。

陽一郎のような愛する人を傷つけて人を支配をしようとする愛し方を文香にもするんじゃないかと里沙子は恐れていた。

一方、山田は不倫相手に別れを告げて妻の牧子に電話する。

山田は牧子にお金じゃなくて娘に与えてあげられるものを2人で一緒に考えようと伝えた。

裁判に向かう途中で六実は里沙子に「母親がいない人といる人の苦しみをわかり合えたらお互い楽になれるかもね」と話した。

水穂の裁判が始まり裁判長が判決を言い渡す。

裁判長の青沼は被告人である安藤水穂に懲役10年を言い渡しその理由を述べる。

母親である水穂は母親でありながら生後2ヶ月に満たない娘を死なせた罪は重い。

しかし、夫や実の母親、さらには義母からの精神的暴力による心の負担は相当なものでそれによって追い詰められて娘を殺害してしまったことに同情の余地があると話す。

青沼の判決理由を聞いて水穂は涙を流した。

裁判が終わり朝子は青沼の判決理由を聞いて福岡の転勤の話を受けようと決心した。

子どもも連れて行くと決意したと朝子は青沼に話した。

一方、里沙子は水穂と自分が母親の子育ての苦労を笑いながら海岸で話している姿を想像していた。

誰もいない里沙子はそんな想像を1人でして裁判を出て駆け寄ってくる娘を力いっぱい抱きしめた。

里沙子は公園で文香と遊んでいてママ友と楽しく笑いながら話していたーー。

こんなふうにママ友と子育てについて話していたら水穂の人生も変わったんだろうな…。

【坂の途中の家 最終回】感想

水穂と同じように育児に悩んでいた里沙子はわが子を傷つけてしまった罪悪感から家を出る決心をする。

里沙子は育児のストレスが限界にきて文香を傷つけたのがよほどショックだったんだ(ーー;)

文香が赤ちゃんのときに落としてしまったことを思い出してさらに自分を責めた里沙子は陽一郎に悪意を持って傷つけられたことを話す。

陽一郎にも悪いところはあるからな、夫婦はお互いの欠点に気づいて初めて前に進めるのかも…。

母親失格と自分を責める里沙子の前に母の富路子が現れて彼女も里沙子に精神的暴力をしていたことを思い出す。

陽一郎と富路子が精神的に傷つける理由は貶めたり傷つけたりしたりすることで自分はこの人がいなかったら何もできないんだと思いこませようとしてそういう行動をしてしまうということだった。

そういう手段でしか人を愛せないなんて悲しいな(・ω・`)

それに気づいた里沙子は文香と一緒に遊んで里子と陽一郎ともいい関係になりつつある感じのラストでホッとした💖

まとめ

連続ドラマW『坂の途中の家』の最終回のドラマレビューはいかがでしたでしょうか?

わが子を傷つけてしまった過去が蘇って里沙子は母親失格だと自分を責めて家を出て行く。

一方で里沙子と同じ裁判員の六実は公園で知り合った女の子の亜子の母親が現れて口論になる。

水穂の判決が出て裁判員の人々はそれぞれ新しい道を見つけて一歩前に踏み出そうとしていた。

みんな幸せな道を歩いていけそうでなにより♬

まだご覧になっていない方はこの機会にぜひごらんになってみてはいかがでしょうか。

それでは、また‼︎

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