連続ドラマW『坂の途中の家』の第5話では、様子のおかしい里沙子に同僚の見舞いと嘘をついて精神科を受診させようとした陽一郎に腹を立てる里沙子。
落ち込む里沙子に児童福祉司の新庄が訪ねてくる。
連続ドラマW『坂の途中の家』4話あらすじ感想とネタバレ考察も!
【坂の途中の家 5話】あらすじ
里沙子(柴咲コウ)は病院を飛び出して山咲家に駆け込んできて文香を迎えにきたと話す。
山咲家には陽一郎(田辺誠一)がいて文香を抱いていた。
里沙子は文香を虐待していないと必死に説明して文香を連れて帰ろうとした。
しかし、和彦(光石研)が里沙子を引き止めて児童相談所に通報したのは自分だと話す。
知り合いの児童相談所の所長に相談したと和彦と里子(風吹ジュン)が言い里子は文香を山咲家で預かって陽一郎と2人で話したほうがいいと里沙子に告げる。
里沙子が商店街を歩いていると偶然ママ友に会って陽一郎と話したと伝えた。
「早く元気になってね」と笑顔で言われて里沙子は落ち込む。
家に帰ると新庄(西田尚美)が家の前に立っていて里沙子は彼女を家にあげた。
夫の父親に誤解されて通報されたと里沙子は新庄に説明して新庄は夫から意図的に自分より劣っていると夫が里沙子に思わせてるんじゃないかと意見を述べた。
その言葉に里沙子は否定したが新庄は「ご主人に支配されているかもしれないと思ったことはありませんか?」と尋ねられて口ごもった。
一方、朝子(桜井ユキ)の夫・忠宏は息子の子育てに追われてビールを飲み、六実(伊藤歩)は女の子のためにクッキーを焼いて自分の子どもを殺した水穂を信じられないと夫に話していた。
山田(松澤匠)は不倫相手とホテルの部屋にいて子育ての愚痴を話す。
陽一郎の仕事先にきた新庄は里沙子のことについて話そうとしたが彼は実千花(滝沢沙織)と歩いて帰った。
家に1人でいた里沙子は新庄に言われたことを考えて夫に蔑まれた言葉を思い出していた。
第十回公判で水穂(水野美紀)は子どもと一緒にいて頭がおかしくなりそうだと語った。
保健センターで水穂は子育てのことについて相談して他の母親にも聞いてまわった。
夫の寿士(眞島秀和)から母親にまともに育てられなかったのに子どもを育てられるのか不安だと言われたと水穂は証言して傍聴席はざわついた…。
キャスト&スタッフ
原作:角田光代
脚本:篠﨑絵里子
監督:森ガキ侑大
出演者:柴咲コウ(山咲里沙子)、田辺誠一(山咲陽一郎)、伊藤歩(芳賀六実)、眞島秀和(安藤寿士)、桜井ユキ(松下朝子)、松澤匠(山田和貴)、松本笑花(山咲文香)、西田尚美(児童福祉司・新庄)、倍賞美津子(安藤邦枝)、高畑淳子(三沢富路子)、佐藤めぐみ(穂高真琴)、滝沢沙織(池上実千花)、利重剛(青沼隆宏)、酒井美紀(篠田さかえ)、光石研(山咲和彦)、風吹ジュン(山咲里子)、水野美紀(安藤水穂)
音楽:山口由馬
エンディング:MuseK 「silence」
プロデューサー:岡野真紀子、黒沢淳、金澤友也
編集:キルゾ伊東
製作:WOWOW、テレパック
【坂の途中の家 5話】考察
児童相談所に相談したのは陽一郎の父親の和彦だったか!
急に里沙子に子育てをよくやってるよって言うからおかしいと思った( *`ω´)
児童福祉司の新庄は里沙子に夫に支配されているのではないかと心配していた。
新庄は児童相談所に相談してきたのは陽一郎の父の和彦だと聞かれて里沙子のことを心配している様子を見ていい人だと思えてきた(^ν^)
保健センターの人が家に2回以上きて水穂はマークされたと勘違いして怯えていた。
主人にも責められて追い詰められた水穂は子どもを抱いたときから記憶が無くなり気がついたらお風呂に子供を落としてしまった。
主人に子供に近寄るなと怒鳴られて救急車にも乗せてもらえず後になって子供が亡くなったと聞かされたと水穂は証言した。
公判が終わり裁判員は評議室で水穂の証言について話し合っていた。
水穂の気持ちが伝わってこないと裁判員が言った。
その時、里沙子は被告人が罪を軽くしようと思っているわけじゃなく自分の気持ちを誰にもわかってもらえないと思ってるんじゃないかと話す。
水穂が夫を怖がっていて夫自分のことをダメな母親だと思い込ませようとしていたんじゃないかと水穂が考えていた。
そうだとしたら夫を困らせるために子どもをお風呂に入れたのかと山田は里沙子の意見を聞いて自分の考えを話す。
六実は水穂の証言を聞いても理解できないと話した。
裁判で検察官は水穂のブログを見せてあるときから嘘を書くようになったと話す。
公判が終わって朝子は裁判長に母親は救済されるべきだと意見を言ったら一番に救済されるべきは被害者の子どもだと裁判長は語る。
文香と電車に乗っているときに里沙子は1人で電車を降りてしまって里沙子は慌てた。
家に帰って里沙子はさっきのことを陽一郎に黙っておいてほしいと文香にお願いするが文香は泣き始めて里沙子は泣き止ませようとする。
一方、実千花は陽一郎とカフェにいて児童福祉司の新庄が里沙子のことを聞きまわっていたことを伝えた。
新庄は実千花にも里沙子のことを聞いて実千花は昔の子育てのことを覚えていない里沙子のことをおかしいと陽一郎に話す。
泣いている文香を見て里沙子は昔ママ友から子育ての苦労を聞いていたことを思い出す。
義母の里子から母乳を吸わせないと頭が良くならないと仕切りに言われて里沙子は次第に焦り始める。
里沙子はママ友に母乳が出る方法を執拗に聞き出そうとして周りの母親から気味悪がられていた。
近所に住んでいた中年女性も里沙子が死んだような目をして泣き止まない子どもを抱いて坂を呆然と歩いていたと新庄に話す。
新庄は里沙子のことが心配になり彼女の家に行くと里沙子が文香に枕を押し付けようとしているのを目撃して必死に止めた。
里沙子は水穂が自分と同じだと気がついたと新庄に話し始めたーー。
「彼女は、私です…」
【坂の途中の家 5話】感想
同僚の見舞いと偽って精神科を受診させようとした陽一郎に僕は怒りを覚えていますo(`ω´ )o
騙したことももちろんだし陽一郎の両親も里沙子の様子がおかしいと児童相談所に通報してまさに”この親にしてこの子あり”だな❗️
里沙子の家に訪ねてきたのは児童福祉司の新庄で里沙子は夫に支配されているのではないかと心配していた。
陽一郎は確かに里沙子のことを支配してようとしてるな…。
水穂も夫に怖がってプレッシャーを感じていたと語っていて里沙子との共通点がある。
ずっと気になってた子育てしている母親と実千花のインタビューは新庄が里沙子のことを聞いてまわっていたときのもので子育ての相談をしていたというものだった。
子育てはこれが普通ってのはないからさ、みんな人それぞれ違って当たり前だから!
“普通”って言葉はホント呪いだな…。
まとめ
連続ドラマW『坂の途中の家』の第5話のドラマレビューはいかがでしたでしょうか?
陽一郎は里沙子の様子がおかしいと感じて精神科に受診させようとしていた。
茫然自失で家に帰った里沙子を訪ねてきたのは児童福祉司の新庄だった。
電車に文香を置いてきて里沙子は陽一郎にバレたくないからと文香を口止めしようとしたら急に泣き出して焦った。
里沙子は昔娘を育てていたことを思い出して里沙子は文香を傷つけようとした。
それを新庄が止めて里沙子は水穂と自分が同じだと新庄に話す。
次回はいよいよ最終回で、里沙子が陽一郎の夫婦生活と子育てをどう決断するのか、そして水穂の判決はどうなるのか?
乞うご期待⁉️
まだご覧になっていない方はこの機会にぜひごらんになってみてはいかがでしょうか。
それでは、また‼︎
連続ドラマW 『坂の途中の家』最終回あらすじ&感想から考察まで!