『あなたの番です』の番外編「扉の向こう」102号室では、児嶋佳世(片岡礼子)と児嶋俊明(坪倉由幸)の出会いと切ない別れが描かれる。
佳世がおかしくなった理由が今回の話で明かされる…。
⬇︎『あなたの番です』第5話のあらすじはこちら
目次
102号室の児嶋佳世・俊明編「扉の向こう」あらすじ
俊明(坪倉由幸)と佳世(片岡礼子)は世界地図で見るロシアと実際のロシアには大きな差があると楽しそうに話していた。
佳世は結婚を機にそれまで勤めていた英会話学校を退職してマンションを買って2人で住むことになった。
佳世の夫の俊明は地図会社に勤めていて仕事で日本全国をまわる日々だった。
休日は積極的に2人で旅行に行って日本全国のお土産を俊明は佳世と2人で幸せそうに食べていた。
日本地図に「カヨ♡トシアキ」と書いて次は子どもを作って世界地図で描こうと2人で約束した。
しかし、世界地図に書く夢は永遠になかった…。
2人の間にはなかなか子どもができずに病院で検査をすると俊明の精子が見つからずに2人はショックを受けた。
そして、2人の関係にも徐々に陰りが見えはじめていた。
102号室の児嶋佳世・俊明編「扉の向こう」キャスト紹介
児嶋佳世と児嶋俊明の夫婦の出会いと別れが描かれる「扉の向こう」102号室の児嶋佳世・俊明編で、佳世と俊明の2人を演じる俳優・女優について書いていきたい。
児嶋佳世役/片岡礼子
【キャスト紹介】
「あなたの番です」へもご出演📺
小松さんの母親役として山中崇さんと夫婦を演じた片岡礼子さん✨出演が決まった後、数多くの本を読み役作りを深めたとのこと📕
共演経験もある山中さんと、帰りの新幹線の車中までずっと役を振り返り合っていたとか💡 pic.twitter.com/NsX6OuiOn9— 映画『閉鎖病棟―それぞれの朝―』公式 (@hb_movie1101) August 11, 2019
夫の俊明の関係が冷え切ってマンションの子どもに異常に執着して住民とトラブルになる児嶋佳世を演じるのは片岡礼子。
片岡礼子は、1971年12月20日生まれの愛知県伊予郡松前町の出身。
ジャッキー・チェンに憧れて幼い頃から将来は女優になると決めていて、1993年に橋口亮輔監督の『二十才の微熱』で映画デビューを果たす。
1994年に高橋伴明監督の『愛の新世界』で鈴木砂羽と共演して体当たりの演技で注目される。
テレビドラマ
『暴力教師・君に伝えたいこと』(1996)/『京都一条戻り橋殺人事件(1996)/『顔泥棒』(2000)/『シグナル』(2018)
映画
『愛の新世界』(1994)/『北京原人 Who are you?』(1997)/『鬼火』(1997)/『ハッシュ!』(2001)/『楽園』(2019)
児嶋俊明役/坪倉由幸
地図会社勤務で異常に子どもを欲しがる佳世に愛想をつかして出ていく児嶋俊明を演じるのは坪倉由幸。
坪倉由幸は、1977年9月9日生まれの神奈川県横浜市神奈川区の出身。
お笑いトリオの我が家の大ボケ担当で俳優活動もしている。
我が家の加入前までは俳優として活動していて『行列のできる法律相談所』の再現映像に出演していたことがある。
テレビドラマ
『天皇の料理番』(2015)/『アンナチュラル』(2018)/『下町ロケット』(2018・2019)/『わたし、定時で帰ります。』(2019)
映画
『騙し絵の牙』(2020)
102号室の児嶋佳世・俊明編「扉の向こう」感想&考察
佳世は俊明の浮気を疑っていて俊明は仕事だと言ってそれきり2人は寝てしまった。
ある日、俊明が車のGPSの記録を佳世に見せて喫茶店に行った後にラブホに行くのがわかってどういうことだと問い詰める。
佳世はある男性から精子を提供してもらおうとしていたと俊明に伝えて俊明は呆れていた。
これしか方法はなかったと佳世は必死に訴えたがお前は何がしたいんだよと俊明は叫んだ。
佳世は気づいたら子どもがほしかったと泣いていてこの日以来俊明と2人で寝ることはなかった…。
この状況どっちも辛いな、佳世は子どもが欲しいっていってももうちょっと節操のあるやり方はなかったのか?
仕事から帰ってきた俊明は子ども向けの英会話教室を開いたらと佳世に提案して子どもたちに英語を教えるうちに彼女は笑顔を取り戻した。
英会話教室が楽しいと佳世は俊明に話したが俊明の態度に違和感を感じた佳世は車のGPSを見ると、地図には「ユキLOVE♡」と書かれていた!
怖っ!?俊明スゲエ悪趣味な事するな、これを見つけた佳世のショックは相当なものだぞ( *`ω´)
ある日、佳世は自分の家でそらの面倒を見ていて家のチャイムが鳴ってそらがママだと思って出て行こうとしたら佳世に手を掴まれた。
そらは佳世を振り切って澄香に抱きつきそらは怖がって澄香の手を引いて帰っていった。
そらの後ろ姿を見て佳世は「バイバイ、ヤスくん」とつぶやいていた。
佳世が前から言っている”ヤスくん”って誰なんだよ、元カレの名前とか?
俊明との夫婦仲がよかった頃、佳世は俊明に男の子の名前に”ヤス”という名前はどうかと提案していた。
2人は子どもとの幸せな生活を夢見ていたがその日はついに来なかった…。
俊明は荷物を持って家を出て行き俊明が出ていく様子を何者かが見ていた。
部屋にいた佳世は「ヤスくん、ヤスくん」と何回も呼んでいてその時部屋のチャイムが鳴って佳世はドアを開けたーーー。
この時に数字が“0”になったことから最初から出ていたこの数字は佳世の“死へのカウントダウン”だったんじゃないかと思う…。
まとめ
児嶋佳世と俊明は互いに心を通わせて夫婦になったが子どもができないことがきっかけとなり次第に離れていった。
佳世は何とか子どもを作ろうとして信頼を裏切るような行動をとって俊明との溝は決定的なものになる。
佳世は変な人ではなく寂しい女性だとこの話を見て感じて誰しも経験があるのではないか?
まだご覧になっていない方はこの機会にぜひごらんになってみてはいかがでしょうか。
それでは、また‼︎
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