裕一郎は紗和と手をつなごうとして紗和もそれに答えようとしてドキドキしていた。
利佳子は修と寝て子供達が塾から帰ってくるからとお金で割り切った関係を修に求めたが修はお金を返して利佳子を追い出した。
裕一郎と紗和はしばらく歩き裕一郎はカマキリの共食いの話を延々としていて二人は昆虫採集に行く約束を交わした。
翌朝、紗和はいつもとは違って朝食が豪華で彼女は裕一郎に恋をして俊介にもイライラしなくなった。
徹の横暴な態度に真菜が怒って徹は自分でコーヒーを淹れて、徹は利佳子の下着を見て写真を撮っていた。
一方、乃里子は裕一郎に子供がほしいと話していて裕一郎は紗和とのことを思い出していた。
萩原は出会い系サイトの「昼顔」というハンドルネームが利佳子であることに気づき紗和は家に来て利佳子を止めに来た。
紗和は利佳子に自然に出会えばそれでいいと言ったが利佳子は男が女に求めるのは肉欲だけだとはっきり言った。
自然に出会えば誰かを真剣に好きになることはあると利佳子に語り利佳子が「恋は女を綺麗にして、不倫は女を強くする」と紗和に告げた。
紗和が本当は覚悟を持って裕一郎に会わなきゃいけないのはわかっていると自覚していた。
家に帰った紗和は姑からセックスレスのことであれこれ調べたことを紗和に言ってきて紗和は困っていた。
俊介は部下の長谷川に言い寄られて困っていて彼女が泣いていたので仕方なくレストランに連れて行く。
そこで会ったのが徹で彼は利佳子が着ていた下着の写真を見せた。
長谷川がこれは勝負下着だと徹に教えて徹は静かな怒りを燃やしていた。
裕一郎は妻の乃里子と久しぶりに二人きりだけの時間を過ごした。
約束の朝になり紗和はワクワクしていて裕一郎は乃里子と一緒に寝ていた。
紗和はスーパーの前で萩原と会い紗和はいつもより楽しくなっていた。
裕一郎は高校の終業式で校長に木下を監視するように言われた。
生徒も教師も一度でも不祥事を起こせば学校の名に傷がつくと忠告された。
利佳子はこれから出会い系の男と会うことになり利佳子は車で男の元に向かい徹が彼女をタクシーで尾行していた。
紗和は裕一郎から断られて彼女はショックで理由を聞くことができなかった。
利佳子は紗和に電話して私に何かあったらホテルまで助けにきて紗和が電話を切った。
利佳子は男と約束をしている部屋に行き徹が追いかけようとしたがエレベーターがどこに止まるかわからなくなり断念した。
徹は修のアトリエに来て彼は修に雑誌のウェブ版の表紙の絵を描いてほしいと頼んで修が受けた。
利佳子の待っている部屋に男が来て、紗和は緑のかけ橋にきて裕一郎との約束の場所に来た。
すると裕一郎が来ていて紗和は驚いていた。
利佳子の部屋に来たのは萩原で彼は利佳子がどれだけ危険なことをしたのかわからせたかったと話す。
だが、利佳子は萩原とやり直す気は無く冷たくして修からの電話に出た。
修は徹が二人の関係を怪しんでいると伝えて一度寝たよしみで報告したと話す。
萩原は利佳子に冷たくされて激怒して利佳子に襲いかかろうとしていた。
紗和と裕一郎は近づき大きな木の下でキスをして彼女は男とキスをして初めて目を開けた。
青空を何の曇りのない目で見ることはないのだと思うと疼くような悲しみがこみ上げてきた。